南相木村 トップロゴ

今日の天気9℃ / 23℃

村長室から

南相木小学校

地域から、世界に通用する子どもを育てる
南相木小学校は、山間の小さな学校です。地域と共に歩む学校をめざし、地域の皆様の協力により、様々な活動を行っています。また、オーストラリアのサンディークリーク小学校と姉妹提携を結び、毎年交流活動を進めています。

お知らせ

校長挨拶

5月。学校の校長室から見る山々は木々の新緑で眩しいほどです。数え切れないぐらい本当に様々な緑色。ひとつひとつの色の美しさ、その重なりの美しさに惚れ惚れします。
 大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した詩人、金子みすゞさんの『わたしと小鳥とすずと』の詩をご存じでしょうか。3年生の国語の教科書にも載っています。その最後の一節にあるように、南相木の子どもたちはまさしく「みんなちがって、みんないい」です。南相木の山々が美しいことと同じように、それぞれに輝き、美しく、愛おしいのが、南相木の子どもたちです。
子どもたちは『わたしと小鳥とすずと』の詩を、ある時は力強く、ある時は優しく、詩の意味を味わいながら心を込めて、嬉しそうに読みます。それは「みんなちがって、みんないい」というメッセージが子どもたちに大きな力を与えてくれるからにほかなりません。この「みんなちがって、みんないい」ということを実際に理解したり体現したりするのがいかに難しいか…様々な情報にあふれる現代、人は他と違うことを厭い、周囲に埋没することを良しとしがちです。
しかしそんな時代において、一人ひとりの子どもに寄り添い、きめ細やかに指導することを通して、南相木小学校では、自らの生きる力を信じ、自分らしく在ることを尊いと思える子どもが育っています。

南相木小学校は「かしこく やさしく たくましく」を学校教育目標に、「考え、動く子ども」「思いやりのある子ども」「粘り強く取り組む子ども」の育成をめざし、豊かな環境のもと、様々な遊び、活動、学習を繰り広げています。その中で自己決定を重ね、自分の考えを表現し合い、認め合い、互いの自尊感情を高め合っています。「予測困難な時代」と言われる今を生きる子どもたちに必要な力、他との違いを「差」ではなく「違い」として認める力、自らの可能性を信じ、周囲と関わり合いながら自分の願いや目標に向かって自己を高めることのできる力、自己を研鑽することを諦めずに飽きずに続けることのできる力を身につけようと、日々、子どもたちと職員ががっぷり四つに組んで向き合い過ごしています。

6年生がオーストラリア研修をさせていただく『国際理解教育』は、本校の特色ある教育のひとつです。村の中にとどまらず、世界とのつながりを実感し、世界的視野から南相木村をとらえることのできる児童、豊かな国際感覚を身につけ国際化社会に貢献できる児童の育成をめざしています。
それと共に、ふるさと南相木村のひと・もの・ことに触れ、ふるさとに学び、ふるさとを理解し、ふるさとに対する愛着と誇りを育む『ふるさと学習』も存分に行っています。地域の方と一緒に農業体験で様々な作物を育てたり、地域の方を講師に「ふるさと体験の日」を設け、村の自然や伝統文化について学んだり、様々な学習を通して自らのバックボーンとなる「ふるさと」を心に刻んでいます。
豊かな環境のもと、このような特色ある教育課程の中で、子どもたちは自己を確立し、一人ひとりの素晴らしさを育み際立たせています。

「子どもは地域の宝」と子どもたちの教育に協力を惜しまない村の皆様、いつもご理解ご支援くださる保護者の皆様の大きな応援を背に、子どもたちと職員は日々精一杯過ごし、学ぶこと、生きることの充実感を味わっています。
ぜひ、いつでもご来校いただき、ご示唆いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

令和2年5月

学校長      末石 円

ページトップへ戻る